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留袖にまつわる母と娘の愛情のこもった体験談をご紹介する留袖レンタル物語をご紹介いたします

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私の留袖レンタル物語

第19回|かけがえのない愛娘がついに結婚

松田 和子さん【46歳・パート・大阪府】

カビのはえた留袖の代役はレンタルした留袖

 私は20数年前、結婚したと同時に夫と大阪に住み始めました。
 かよわかった幼な妻も今では完璧な大阪のオバチャンです(笑)。一時期、オバタリアンという言葉が流行りましたが、あの言葉は私の為にあるようなものです(笑)。

 このような私ですが、新婦である娘を産んだときにはまだまだ幼な妻の延長線で、どうあやしつけてもワアワア泣く赤子を目の前にボー然とし、一緒になって泣いたくらいです。
 そんなこんなして月日はあっという間に過ぎて、娘もとうとう結婚……感無量です。

 正直なところ娘から報告を受けた時は、一人娘という事もあって寂しくてたまらない、というのが率直な感想でした。ただいつまでも私たちの手元に置いておくわけにもいきませんので、「嫁ぐことができた!」とプラス思考に考えるようにしました。
 娘を取られたような気がして、新郎相手に嫉妬しましたが、これじゃあいけないと思い、まず新郎のいいところを見つけて好きになる努力をしたのをよく覚えています。

 娘の結婚は喜ばしいことでしたが同時に、私達夫婦も結婚式に向けて色々と準備を進めました。
 私達、親にしても娘の結婚式は初めてなので不安を覚えました。準備の一つに式当日に着る留袖もあります。留袖の着物は今までも着たことありますが、それはよそ様にあらたまってお邪魔するときくらいで、ただ単に留袖を着てはしゃいでいただけでした。

 ところが娘の結婚式ともなると話は全く別です。自分の着物も持っているのですが、留袖を着物箪笥から出してみたら、なんとカビが生えていて(笑)、結局留袖レンタルでしのぎました。
 留袖レンタルというと、馴染みの薄い感が否めませんでしたが、レンタル店が事情を全て聞いてくださいました。おかげで安心してレンタルの留袖を着て式に出席することができました。

 レンタルというシステムをほとんど利用したことがなくて、そこが不安だったのですが、何度か利用したことのある今、留袖レンタルは私にとって欠かせない存在になっています。

親娘ベタベタ、どこへ行くにも一緒の楽しい子育てでした

 そういえば、大阪の結婚式の古くからの風習って、飾りがとにかく豪華なんですよ。高砂人形に始まるそれらの高価な飾り物は私の両親が全部用意してくれました(笑)。
 私は別にそれらの風習にこだわりはなかったのですが、両親が「和子に恥をかかせてはいけない」って、見事な結婚式にしてくれました。
 木目込み人形で出来ている私の高砂人形は高価だとひと目で分かるものでした。お値打ち物を用意してもらったからでは決してありませんが、私自身も両親には本当に感謝しています。

 そんなこんなで式を迎えるにいたりました。
 結婚式では色々な事が思い出され本当に寂しかったですね。良く育児で大変だった話を聞きますが、……私にとっては本当に大変な事がなかったので(笑)、良い思い出ばかりが思い出され、寂しさだけが募りました。この子は弟を死産してから大事な大事な一粒種の愛娘ですから。
 過保護と言われようが、親娘ベタベタの楽しい、どこへ行くにも一緒のイチャイチャした子育てでした。

 あえて挙げるならば、私自身が若くして娘を産んだこともあってでしょうか、娘がけがをしたりすると「ほら見ろ子供が子供を産んだからだ」と周りからバッシングを受けたのが、唯一辛いといえば辛い思い出です。
 でも、そんな陰口よりも、娘のけがの方が心配で、可哀想で、辛かったです。当日はそんな事ばかり思い出し涙が終始こぼれていました。
 ただ一方で多くの人に参加頂いて祝福頂いた式は本当に感謝の気持ちでいっぱいになったのを覚えています。

 最後に伝えたい事としては、あなた達の行く手に幸せな日々が待っていますようにという事、これにつきます。時には喧嘩もすることでしょう。
 でも、喧嘩するのは仲のよい証拠。大いに結構なことです。そうしてどんどんコミュニケーションを取ってください。

 結婚はゴールではありません。新たな人生のスタートなのです。
 夫婦2人で手と手を取りあって、新しい家庭を築いてくださいね。
 それと何か同じ趣味を見つけて、いつまでも仲良し夫婦でいてください。お互いがお互いに気を配ることが大切です。馴れ合いとは同じようで違います。

 50歳になっても60歳になっても手をつないで歩くような夫婦になってほしいですね。
 体に気を付けて、子宝にも恵まれるような体調管理で、健康第一で夫婦の道を進んでいってください。
 健康じゃないと、夫婦喧嘩もできないよ。

留袖レンタル物語の目次(全47回)