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留袖にまつわる母と娘の愛情のこもった体験談をご紹介する留袖レンタル物語をご紹介いたします

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私の留袖レンタル物語

第30回|「清く正しく美しく」をモットーに育った品行方正な娘に訪れた春

瀬川 みどり(仮名)さん【67歳・専業主婦・京都府】

待望の出産の結果は夢にまで見た女の子!

 京都府に住んでいる67歳の専業主婦です。  晩婚で高年齢だったので、子供に関しては医者通いを覚悟していた割には、奇跡のように自然に妊娠しました。そして、これまた奇跡のような自然分娩を経て産まれてきた我が子が、待望の女の子だったんです。
 それに、産婦人科に入院している生まれたての赤ちゃんの中でうちの娘が一番大きかったんですよ。
 おまけに生まれたばかりだというのに、もう目はパッチリとしていて、まつ毛はビッシリ、目鼻立ちも良く、髪の毛もふさふさで、明らかに他の若いお母さんたちの羨望のまなざしを親子そろって受けているのが分かりました。

 退院してからも私たち母娘のエリートぶりは続きました。たとえば母乳。母乳パットがびしょびしょになるほどに溢れかえって出る母乳を、これまた余すことなくゴクゴクと音を立てて飲む娘。
 最初のイベントであるお宮参りで私は留袖を着用しましたが、その時にいたっては、とめどなく湧き出る母乳で留袖にシミをつけてしまったくらいです。
 そんな娘を全く手抜きすることなく、100%全力投球で育ててきました。
 自分で言うのもなんですが、学生時代の私は偏差値の高い学校に通い、一流大学を経て大学院まで行き、研究に没頭して過ごしてきました。いわゆる超がつくほどのエリートだったんです。
 やがて就職し入社した会社も、就職活動をしている学生がのどから手が出て欲しがるような超一流大企業でした。
 今思えば、自分は挫折知らずの運の良い小娘だったなあ、としみじみ思いますね。

私のDNAを見事に受け継いだ娘

 幼稚園時代の娘は、同級生が脱ぎ散らかしているトイレ用スリッパを、かがんでひざまずいてせっせと揃える、といった様々なエリート的なエピソードと共に成長していきました。
 持たせているハンカチがいつもクシャクシャになって湿っているのを不思議に思い、娘に尋ねたところ、お母さんを恋しがって泣く下級生に自分のハンカチを差し出し、涙を拭いてあげ、なぐさめていたのだそうです。
 このことは後の三者面談で、先生が感嘆のため息を漏らしながら報告してくれました。
 有頂天になった私は、仕事から帰って来た主人が着替えを済ませるのを待つのももどかしく、急いで先生との面談の報告をしました。案の定、主人は私の話が終わるか終らないかのうちに娘を抱き上げ、
「お父さん仕事の疲れ、いっぺんで吹っ飛んだわ~」
と満面の笑顔で娘に頬ずりしていましたね。
 手前味噌ですが、完全に、優しく頭の良い私のコピーのように、娘は育っていきました。
まさか晩婚・高年齢出産までコピーされるとは思ってもみませんでしたがね。
 

娘にもやっと訪れた春

 こうして数々の逸話と共に成長し、娘は大人になりました。しかし仕事に没頭するあまり、結婚だけはいわゆる「行き遅れ」になってしまいました。
 品行方正な子育てだけでなく、恋愛というものも教えておくんだったわ~なんて思っても後の祭りです。そして、私が子育てにおいて他人を思わずひがんだのは、娘の恋愛・結婚観に対する考えに関してだけです。
 それだけに、娘が「会って欲しい人がいるの」の言葉と共に背の高いすらっとした好青年を連れて来た時の喜びはひとしおでしたね。それは嬉しくて、提供する話題の無さゆえに、今まで避けていた同世代の井戸端会議にも積極的に参加するようになったくらいです。
 そこでメンバーから学んだことは、結婚式の着物は防虫剤の匂いのする自前の黒留袖よりは留袖レンタルの方が後片付けもいらないし、はるかに合理的だということでした。
 かくして私たち夫婦は「和匠」さんでモーニングと黒留袖をお世話になり、娘の結婚式に無事出席したのです。
 もう一つ言わせてください!
 娘はもうすぐ出産します。そして産後に迎えるお宮参りの際の娘の着物も、娘の希望に答える形で「和匠」さんにお世話になる予定です。
 結論として、私の育児は遅咲きながら大成功!と思っています。
留袖レンタル物語の目次(全47回)